Unknown Man 2020 11 23 Labor Thanksgiving Day

 時々、思うことは、
「なぜ、ネアンデルタール人は滅び、
現代人と入れ替わったのだろうか」ということです。
 私は、大学生の時に、
教養科目で、人類学を学んだので、
そういうことを思ってしまうのかもしれません。
 いまだに収束しない新型コロナウイルスについては、
欧米は、東アジアと比べると、
感染者の数が桁違いに多いと言えるでしょう。
 この原因については、欧米人は、
ネアンデルタール人のDNAを数パーセント引き継いでいるので、
それが裏目に出ているという説があります。
これは、「ネアンデルタール人の呪い」でしょうか。
 一方、東アジアは、ネアンデルタール人のDNAがほとんど入っていないので、
新型コロナウイルスについては、難を逃れているのでしょうか。
 ところで、欧米人と比べると、
東アジアの人たちは、圧倒的に酒が弱い。
 これは、体格の問題ではなく、DNAの問題です。
欧米人のDNAと東アジアのDNAを比較すると、
特徴的なSNP(一塩基多型)があり、
その結果、アルコール分解酵素ができにくいのです。
そういうわけで、東アジアは、酒が弱いのです。
 「酒が弱いなんて、悔しい」
そう思うのは、早計です。
 もしかすると、ある病気を防ぐために、
東アジアは、特徴的なSNPを獲得したかもしれないからです。
 つまり、順番からすると、
ある病気を防いだから、酒は弱くなったと言えるかもしれません。
 さて、我々のDNAには、ウイルス由来のものが多々あると言われています。
つまり、ウイルスがDNAやRNAの運び屋だったと言えるでしょう。
 ウイルス感染というと、すぐ病気を連想しますが、
一方で、ウイルスはDNAやRNAの運び屋だったという側面もあるのです。
 さて、今のままでは、新型コロナウイルスについては、
全人類が感染してしまうでしょう。
 つまり、新型コロナウイルスのRNAが、
我々のDNAに組み込まれてしまう可能性も否定はできません。
そうなると、未知の人類(Unknown Man)の出現か。









































































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